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声の悩み相談室

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No.2 はじめまして 返信
[ 2009/08/16(Sun) 18:10:42 ] カナコ
初めて質問させて頂きます。日本ではご存知のように腹式呼吸と腹筋を使った発声法がもっとも普及していますが、"Freedom of Natural Voice Production"はその正反対の発声法のようですね?なぜ、腹式呼吸や腹筋を使わなくても大きな声がでるのか、そんなにすばらしい発声法なのにどうして普及していないのか?を教えてください。よろしくお願いします。
No.3 Re: はじめまして
[ 2009/08/19(Wed) 23:20:35 ] 管理者 ひろこ [ Home ]
書き込みありがとうございます。
それではご質問にお答えいたします。
私のホームページを読んでいただくとおわかり頂けると思いますが、腹式呼吸を使わなくても大きな声が出るのは、頭の中の空洞を開き、そこで響きを作るからです。ですから、合唱や声楽の方がされている発声法と、その部分は同じということになります。ですが、何が違うかと言いますと、お腹の力を入れて声を出すと、声帯がまだ十分に鍛えられていないと、必要以上の莫大な空気が間を通り、それでも触れ合わせようと無理するため、声帯を傷つけることになります。この発声法では、お腹を使う前にまずは声帯を鍛えましょう・・・ということなのです。
実際に、クラシック以外のジャンルでは、マイクを使うためにほとんどお腹の力は必要ありません。頭に響かせるだけで、十分な音量が出ますよ。
そして二つ目の質問ですが、どうしてこの発声法が普及していないのか?それは・・・
何百年も昔のイタリアの音楽学校で、この発声法と同じ、声帯を鍛えてからお腹を使いましょうという発声法が教えられていたのですが、目に見えない声帯とその周りの筋肉を鍛えるなんて、あまりにも時間がかかり、難しすぎる。それじゃあ、最初から腹筋の力で声を出してはどうか・・・と、声帯を鍛えるプロセスを飛ばして教えるボイストレーナーが出現し、それが世界中に広まったということです。でも、その方法でうまくいく人は少なく(声帯の強さには個人差があり、稀に腹筋に耐えうる声帯を元々もっている人もいる)、その後出てきた歌手たちは、たいていが喉を壊し、短い歌手人生を送ったように言われます。
そんな具合に世界に広まり何百年もたった今、この、最初から腹筋を使わない発声法は、人々に受け入れられることが大変難しく、それでも、理論的に体のしくみ、音の出るしくみを知った上で、腹筋を使うことをやめる方もいらっしゃいますので、私は地道にこの発声法を広めていこうとしております。
もし、興味がおありでしたら、又お住まいがお近くでしたら、レッスンに一度いらしてください。1回目は無料でレッスンさせていただいてますので、お気軽に御連絡くださいね。




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