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長府武道館剣道部 掲示版


下関市錬成会 by はしも [ 2017/02/23(Thu) 17:13:25 ]
毎年、建国記念日に開催される市内の錬成大会。各学年、AとBに分かれてトーナメント形式で開催されます。午前中は、小山先生の指導のもと準備運動を兼ねた素振。その後、先生方が中央に並んで、中学生、小学生がかかっていく稽古。切り返しから基本打ち、打ち込み。その後、先生方同士での一般の稽古。今年は最後まで稽古するぞと思って、5人の先生方と稽古しました。打たれてばっかりでしたが、それがどうしたの気持ちで稽古。いい汗を流させて頂きました。ふらふらです。
午後は試合。結果は、阿部先生に試合結果としてまとめていただいているのでご参照いただきたく。公式戦初勝利の篤志、七海よくがんばりました。七海の準優勝は、すばらしい。優勝の尚吾、準優勝の遼人、はるなは流石です。
惜しくも勝てなかった人。当たっているけど、一本にならない。剣道の難しいところです。一本の条件は、打突部位をとらえていること。ここをクリアしている人はいっぱいいます。つまり当たっている。低学年は、十分な気勢(声)を出せているかどうか。一度、声を出さずに打った場合と、声を出して打った場合を自分でやってみてどっちが打ち易いか感じてみましょう。高学年は、それに剣と体。剣はものうちで打っているか。小手は先革を小手に当てる感じ、面は先革からものうちで面布団を打つ感じ。近すぎるとだめ。胴は、中結あたりで相手の右胴を切り落とす感じ。そういう感覚で打つと、丁度良かったりします。それはその人の体格によるので、結局その人が試行錯誤して求めなければできません。勝てる人はそれが無意識でできるか、いろんな人の稽古を見て感覚的に真似しようとした人。勝てない人は、あまり考えずに全て中結あたりで打ってしまってる感じがします。色々試す人が強くなると思います。
体は、一番顕著なのは、足さばきだと思います。走ってはだめなのに、ついつい左足が右足の前に出てしまう。剣道始めたばっかりの人は、右足の次は左足と普通の歩行が身についているので、それを意識的に捨てなければできないと思います。意識的にすると最初はつまづいたり、ぎこちなくなって一時弱くなるけど、無意識にすり足ができるようになれば、一気に強くなります。その次は残心。次の打突に向けて準備することが残心です。打った後にすぐ相手ののどもとに竹刀の先をつけること。小学生のうちはそれを意識することだと思います。審判していて、そういう決まりごとをしっかり守っている人の打ちに旗をあげてしまいます。

はしも
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