[ Mobile ] [ 長府武道館剣道部 長府武道館剣道部 ]

長府武道館剣道部 掲示版


卒団式 by はしも [ 2018/03/20(Tue) 02:08:24 ]
3月18日は、6年生の卒段式。最も少ない人数だったのが、最も多い仲間になった世代。

裕貴は、闘志が前に出てくる気持ちのいい剣道。一番の良さは突破力です。抜ける剣道ができるときは、調子がいいとき。逆に打って、止まってしまう時は、少し悩んでいる時。もともとの運動神経は多分6人の中では一番いい感じがするので、もっと伸び伸び、やれれば良くなると思います。あまり悩まないで、力を抜いていけば、勝率はあがります。

晃嬉は、パワー。知ってる人とやるときは、前へ前へ出て負けない剣道ができるタイプ。ただ、相手によってその剣風が変わるのが残念。試合でも稽古でも、自分が一番強いんだと自分に言い聞かせて臨めば、結果は変わってくるよ。しっかりパワーはついてるのだから、肩の力を抜いていけばスピードも一緒についてくるよ。

陽は、足さばきが上手。小刻みに床をするように、それが貴方の本当の武器だと思います。豪快な面が得意だけど、それは、その前の足を遣った攻めがあってこその飛び込み面。間合いを盗んで、まっすぐ相手に向かっていけば大丈夫。相面のタイミングをとるのもうまいからもっと磨けばいいと思う。スタミナが課題だね。ペースを急に上げれる分、持続力が課題。多分、呼吸なんじゃないかな。相手の呼吸をみるのも大事、自分の呼吸のリズムも大事。

皓大の素振りは速いし、恵まれた体格を活かした剣道をやれば、勝てるよね。小月の大会で見せた闘志をいつでも引き出せればやれるでしょう。とにかく姿勢は真っ直ぐ保つこと。鏡を見て、いつも背筋を意識して、基本に沿った稽古を続ければいいと思う。小手先だけで打たず、身体全体を使うことを意識してください。試合になったら、優しさは捨てていこう。終わったらしっかり相手に対して礼を尽くせばいいから。

友実江は、タイミングとるのがうまいね。だから攻めながら、タイミングを見計らってるときは、調子がいいよね。勝てる剣道ができる。だけど、背中を丸めて、下がる剣道をやってるときは、どうしても気持ちが下がってしまってやられてしまう。もっと強気に行くべき。胸を張って大きく構えることを念頭において稽古に取り組んで、無意識でも大きな構えができるようになれば、もともと目がいいから、返し、応じ技が冴えてくるよ。

尚吾は、8年間短かったね。もらったDVD二回見たよ。懐かしかった。やすゆきがDVD見ながら感心してたよ。前田先生にそっくりの構えは素晴らしい。技もいろいろ打てるところがいい。これからは攻めを考えよう。気合をいつでも充実させて、腰からの攻めを使って、先革一個分を意識して。切り返しは常に大きく振って。声はスイッチが入ったときの発声を意識して。教える時は、もっと自信を持って話すこと。

君たちはまだまだこれからです。まずは、目標をもって稽古に取り組んでください。漫然とすることなく、自分なりに研究して。そして、大人になったら、自分が住む地域で、教えてもらったことを他の人に教えてあげてください。それが、私たちが望むことです。

優良部員賞として配った「つば」には、「一意」という文字を書いてます。六年生には残念ながら配れてないですが、最初に竹刀を握ったときの気持ちをずっと持ち続けて欲しいので書きました。

21日の錦兜の大会は、出張の為見れませんが、最後の試合「一意」の気持ちで臨んでくれればと思います。

はしも
Name Mail
Title URL
Icon   Color
File