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長府武道館剣道部 掲示版


TYS by はしも [ 2020/02/09(Sun) 19:14:39 ]
遅くなりましたが、TYSの剣道大会の感想です。私は、5年生個人戦と高学年のパートの審判を受け持ちました。審判は緊張しますし、高学年ともなると打ちが速く一瞬で難しい。

長府武道館は、当たっているのですが、一本にならない。惜しい打ち。剣道には柔道のように有効がないので(判定はありますが)、勝つためには10本の惜しい打ちをするよりも、パクッと入る一本さえ打てればよい。手数を出すことも大事ですが、一本をとるためには極端に言えば必要ない。

私が審判をする時に心がけているのは、目じゃなくて肚で見ること。実際に肚に眼があるわけではないので、そんなことは物理的にできないのですが。肚で視ようとすると、腹筋に力が入って肩から力が抜けて、旗が上げやすくなる。
肚が安定すると頭がぶれにくいのか、集中して見ていても疲れにくい。

良い打ちがあったら旗を上げるぞ、どっちかが今から打って決めるぞといった気持ちで見ることにもつとめています。積極的に旗を上げることを意識しないとなかなか旗を上げられない。

そう考えるので、他の審判の先生もそう思われてるのじゃないかなと思います。であれば、そういう気持ちの先生に旗を上げてもらうためには、一番はやっぱり気合だと思います。声と残心です。姿勢を崩さず、大きな声で自信を持って打つこと。打ったあともスキを見せないこと。

そのあたりが、長府武道館のこれから伸ばしていく点かと思います。

はしも
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