[ Mobile ] [ 長府武道館剣道部 長府武道館剣道部 ]

長府武道館剣道部 掲示版


居合で真剣を遣うことについて by はしも [ 2024/03/10(Sun) 21:44:20 ]
奈良県の高校で、居合道六段の先生が剣道部を指導するときに、真剣を使って部員にケガをさせたというニュースがありました。長府武道館でも新聞紙を真剣で切ってもらうことで、竹刀は日本刀と同じということを、感じてもらってます。もちろん、見た目は模擬刀も真剣もあまり変わりませんが、どちらも非常に危ないので人に向かっては使いません。特に真剣については、『これは真剣だから、切れるから危ないよ』と伝えて持たせています。

私が居合を始めたのも『竹刀は日本刀』ということを知りたかったからです。日本刀を遣うことで少し実感もできました。実際は、握り方、握る位置も違うし、重さも違います。多分、同じというのは、居合では刀と自分が一体になるように考えます(危ないからっていうのもありまして)。竹刀だとそこまで一体とは感じないので、もっと意識しなければならないと思います。振る意識は相手の額の位置で速度があがるようにします。竹刀だけだと、振りかぶった位置から降ろす位置まで一定の速度になってしまうかなと思います。

ですので、自分の経験からも日本刀に触れることは剣道の勉強になると考えますので、今後はより一層注意した上で、体験してもらいたいと思います。

はしも
Name Mail
Title URL
Icon   Color
File