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質問用掲示板

皆さん、あけましておめでとうございます。

テストや実習など不安なこともたくさんあると思いますが、少しでも皆の力になりたいと思っています。一緒に頑張りましょう。

色々な試行錯誤の中で生まれたこの掲示板ですが、想定していたより素晴らしい質問ばかりで戸惑っています。
みんな、気を使ってませんか?もっともっと初歩的な質問でもいいんですよ?(笑)

訓練学靴亮業でも言いましたが、人に説明するということは、何よりの勉強になるのです。

この掲示板で皆の質問に答えるということが、私の勉強になっています。
自分の講義の足りなかった部分にも気付かせてくれます。
質問をくれた皆さん。ありがとうございます。

今年もよろしくお願いします。
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No.102 No Title 返信
[ 2017/01/11(Wed) 23:52:33 ] 匿名
このスライドで左眼抑制になる意味がわかりません
右眼抑制だと思うのですが
よくわからなくなってしまいました
No.103 Re:
[ 2017/01/12(Thu) 07:19:20 ] 佐々木
スライドのミスのようですね。
右抑制で正しいです。

スライドのようにバゴリニを装用した場合、
右眼は左上から右下の線状光、
左眼は右上から左下の線状光が見えるので、
右眼の像が消えていることになりますよね。

No.97 No Title 返信
[ 2017/01/10(Tue) 01:36:47 ] 匿名
少し遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。夜遅い時間に申し訳ございません。
先生の範囲ではないところから失礼致します。
DuaneI型では外転障害がみられます。これは外直筋が働かないためです。これは理解できました。
DuaneII型では内転障害がみられます。これは内転時に内直筋と外直筋が働いてしまうためです。ここからあれ?と思ってしまいました。
ちなみに、
DuaneIII型では外転障害と内転障害がみられます。これは内転時と外転時に内直筋と外直筋がどちらとも働いてしまうからです。

II型とIII型の考え方からすると、I型でも内転障害が見られるように考えられます。内転時は外直筋と内直筋が働くためです。ですが視能学には内転時は眼球後退と瞼裂狭小としか書いてないです、、
理屈が通じないような問題なのでしょうか?教えてください先生。
No.98 Re:
[ 2017/01/10(Tue) 02:12:45 ] 匿名
先生、追加で質問失礼致します。
なぜIII型は内転時にのみ瞼裂狭小と眼球後退がおき、外転時にはおきないのでしょうか?
No.100 Re:
[ 2017/01/10(Tue) 13:26:56 ] 佐々木
あけましておめでとうございます。

正確には儀燭眛眦松祿欧鮗┐靴泙后
ただし、あっても軽度の場合がほとんどです。
「斜視と眼球運動」から図を転載したので、見てみて下さい。

2つめの質問に関しては、
Duane祁燭任蓮
内転時に内直筋も外直筋も強く収縮しているので、眼球後退と瞼裂狭小が起こる。
外転時は内直筋も外直筋の両方が収縮しているが、それほど強くないので、眼球後退と瞼裂狭小は起こらない。

というのが答えかと思います。


以下、少し高度な話です。

さて、儀燭瞭眦昌には、内直筋と外直筋が同時に収縮するのになぜ内転ができるのでしょうか。不思議なようですが、これは筋の収縮する強さのバランスによるものです。

視能学p386の図5では、各筋肉の放電の有無しか書かれていませんが、
Duane症候群の内転時の内直筋と外直筋は、通常よりも強く収縮していることが明らかになっています。
つまり、普通の収縮の強さを + 1個としたとき、、、

Duane儀
    内転時 外転時
外直筋  ++   −
内直筋 +++  −

※内転時には内直筋が勝っているので、内転はできる。


Duane況
    内転時 外転時
外直筋  ++   +
内直筋  ++   −

※内転時には、内直筋と外直筋が拮抗しているため、内転できない。


Duane祁
    内転時 外転時
外直筋  ++   +
内直筋  ++   +

※内転時も外転時も、内直筋と外直筋が拮抗しているため、内転も外転もできない。
内転時に内直筋も外直筋も強く収縮しているので、眼球後退と瞼裂狭小が起こる。
外転時は内直筋も外直筋の両方が収縮しているが、それほど強くないので、眼球後退と瞼裂狭小は起こらない。

のような感じだと思って下さい。
(+の数は、イメージです)
No.101 Re:
[ 2017/01/10(Tue) 16:04:24 ] 匿名
先生ご丁寧にありがとうございました!
理解することができました!助かりました、、

No.89 No Title 返信
[ 2017/01/07(Sat) 16:01:24 ] 匿名
こんにちは!質問があります。内斜視では共同性と非共同性がありますが、外斜視ではこの分類分けはされないのですか?

それと、生理的トーヌス分が佐々木先生の授業では0.50D〜1.00Dでしたが、中込先生の授業では0.25D〜1.00Dでした。0.25Dの差なので目安ではあるとは思うのですが、どちらで答えるべきか解答で迷ってしまいそうです。どちらの覚え方がいいですか?
お願いしますm(__)m
No.91 Re:
[ 2017/01/07(Sat) 18:05:57 ] 佐々木
内斜視にかぎらず、すべての斜視(外斜、上斜、下斜)は共同性・非共同性に分類されます。

共同性斜視は、すべてのむき眼位で斜視角が(ほとんど)変わらないもの。つまり眼筋の麻痺や過動がないものです。

非共同性斜視が、むき眼位により斜視角が変わるもの、つまり眼筋麻痺や機械的斜視です。

例えばシノプトの結果が

|−15°|−15°|−15°|
とかなら共同性外斜視。

|−10°|−15°|−20°|
なら非共同性外斜視。

ということですね。


次に生理的トーヌスですが、、、
教科書などでは0.50D〜1.00Dとなっている場合が多いように思います。
ただ、どちらで回答しても、不正解にすることはないですよ。

あなたの言うように、あくまでも生理的トーヌスというのは目安で、人によって差があります。
多分、0.25Dの人もいるし、1.25Dの人もいます。

ですので、あまりに大きく外れていなければ、そこまで厳密でなくて良いかと思います。
No.96 Re:
[ 2017/01/07(Sat) 23:28:08 ] 匿名
ありがとうごさいます!

No.93 No Title 返信
[ 2017/01/07(Sat) 20:12:11 ] 匿名
網膜対応検査を沢山の先生方に教えていただきましたが、赤フィルタ試験という先生がいれば、赤フィルタ検査と言っている先生もいらっしゃって、他の網膜対応検査(例、プリズム順応検査)も名前が試験だったり検査だったり、テストでどちらを書いても大丈夫でしょうか…
またbagolini線条レンズ試験なのか、Bagolini線条ガラス試験もどちらを書けばいいのかわからないです

どちらを書いても大丈夫でしょうか?
No.94 Re:
[ 2017/01/07(Sat) 21:36:49 ] 佐々木
どれを書いても大丈夫です。
いわゆる「表記ゆれ」というものです。

「引っ越し と 引越」「組み合わせ と 組合せ」「ピザ と ピッツァ」みたいなもので、どれも間違いではありません。
なので先生の講義の中で出てきた用語はどれも正しいはずですし、色々な呼び名に触れる意味ではいいことかと思います。

一応、業界のお約束として、「眼科用語集」(みんなは買っているのかな?)に載っているのが最も正しいとされています。
例えば「Hirschberg試験」「Hirschberg法」はどちらも正しいですが、眼科用語集によれば「Hirschberg試験」が正解です。

正確なものを知りたければ、用語集を参照してください。
でも教わったものであれば、どれを書いても問題ありませんよ。
私も、普段はHirschberg法といっています。


ただし、英語の大文字と小文字にはルールがあります。
基本的に、検査名や病名のの頭文字は「小文字」です。例)cover test, diplopia test, amblyopia, esotropia など。
しかし、人名から始まる検査名は頭文字が「大文字」です。 例)Worth4灯試験、Hess赤緑試験、Duane症候群、Rayleigh等色などです。

バゴリ二は人名なので
bagolini線条レンズ試験 → ×
Bagolini線条ガラス試験 → ○

ということになります。
ここまで厳密にみるかは先生によるかもしれませんが・・・・
No.95 Re:
[ 2017/01/07(Sat) 22:08:13 ] 匿名
ありがとうございました。丁寧な解説助かります。
Bagolini線条レンズ試験、気をつけます。

No.88 No Title 返信
[ 2017/01/07(Sat) 12:09:05 ] 匿名
牽引試験は眼球運動検査、
BHTTは眼位検査、
の検査の1つと考えて間違いないでしょうか
No.90 Re:
[ 2017/01/07(Sat) 17:28:14 ] 佐々木
いずれも、眼球運動検査です。


牽引試験は、眼球運動が悪いときにその原因(麻痺なのか、器械的運動制限なのか)を調べるために行う眼球運動検査です。


BHTTは、頭部を傾斜したときに眼位が変化するかどうかを観察することで、麻痺筋の特定を行う方法です。
つまり、頭部傾斜をさせたときに眼球反対回旋が正常に行われているかどうかを見ているのです。
眼を外転させてみて、外転が正常かどうかを見たりするのと同じイメージなんです。

もし、眼球反対回旋に関わる筋肉が麻痺していたら、上下のバランスが崩れて、眼が上転したり下転したりします。
そこで観察しているのは「眼位の変化」なのですが、知りたいのは「反対回旋、すなわち眼球運動」なので、BHTTは眼球運動検査という認識が正解です。
No.92 Re:
[ 2017/01/07(Sat) 18:19:38 ] 匿名
聞いてよかったです
ありがとうございます

No.86 至急ご連絡頂きたいです 返信
[ 2017/01/05(Thu) 16:17:53 ] 匿名
お仕事お疲れ様です。
勉強面の質問でなく申し訳ないのですが、
先月の末頃から、1月以降の講義はいつあるのか...?と学生の中で疑問が飛び交っています。。。
私も明日がバイトのシフト申請の期限という事もあり、とても知りたい内容です。汗
せめて1月分だけでも知りたいです。
そして、2月分もテスト最終日の17日までに知りたいです。。
ご確認いただけませんでしょうか...?
No.87 Re: 至急ご連絡頂きたいです
[ 2017/01/05(Thu) 21:58:13 ] 佐々木
こんばんは。

予定については、現在発表されているもの以外の詳細は未定と思います。

明日、詳しく確認してみますが、1月はテスト以外の予定はないと思います。
例年通りであれば、2月中旬〜下旬に臨床実習のガイダンス。2月下旬〜3月にかけて臨床実習前の直前実習。があります。

皆さんもバイトの都合等ががあるとおもうので、なるべく予定の発表が遅くならないようにしたいのですが、学校行事などとの兼ね合いもあり、難しい部分もあります。すみません。
また近々、公式なアナウンスがあるとは思います。

取り急ぎ、返信まで。

p.s.
この掲示板は講義内容に対する質問掲示板ですので、公式な予定などに関する問い合わせには、基本的に対応出来かねます。ここは全員が見ているわけではないので不公平が生じかねません。

予定自体も、決まっているのに伝えていないわけではないんです。
確定次第、皆に早く伝えられるように最大限の努力はしますので、ご了承いただければと思います。
すみません。

No.82 No Title 返信
[ 2017/01/04(Wed) 19:13:19 ] 匿名
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
訓練IIIではない質問なのですが、節後性Horner症候群に動眼神経麻痺は合併しますか?Horner症候群は交感神経の障害なので、動眼神経麻痺(副交感神経麻痺)に合併するというイメージがつきません。
分かる範囲で構わないので、解説をお願いします。
No.84 Re:
[ 2017/01/05(Thu) 09:06:39 ] 佐々木
あけましておめでとうございます。


基本的に合併しないと思います。

あなたのイメージは正しくて、それぞれの原因神経の交感神経と動眼神経は走行が異なるため同時に麻痺するということは起こりづらいです。

ただし、「海綿静脈洞」内では、交感神経と動眼神経(あと滑車Nと外転Nと三叉N)が比較的隣接して走行しています。
ですので、海綿静脈洞内の障害(動脈瘤など)では、これらの複合麻痺が起こることが知られています。

Hornerと動眼神経麻痺が同時に見られた症例は、国内で2例、海外でも4〜5例ほどしか報告されていません。
極めて稀な状態といっていいでしょう。



何か授業や教科書などで、その2つが合併するというような説明や記述があったのですか?
もしあったら、参考までに教えてください。
No.85 Re:
[ 2017/01/05(Thu) 13:45:23 ] 匿名
友人から合併するみたいだよ〜と教えてもらったのですが、授業では言われてないことだったので疑問に思っていました。解決してスッキリです。ありがとうございました!

No.79 No Title 返信
[ 2017/01/02(Mon) 16:45:00 ] 聞くのは一時の恥
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
先生の授業の範囲でない上に、とても初歩的な質問を新年から失礼します。
錐体は色を感じますが、明るさは感じないのでしょうか。明るくないと錐体は働かないので、これは、明るさを感じていると言えるのでしょうか
No.80 Re:
[ 2017/01/02(Mon) 23:37:05 ] 佐々木
あけましておめでとうございます。
今年も頑張りましょう。

いえいえ、初歩的かと言われるとそんなことはありません。
なかなかイメージがつきづらいですよね。私もそんなに得意でないです。色覚(笑)。


結論から言うと、錐体も杆体も明るさを感じています。
視細胞が感じているのは、光(明るさ)ですからね。

さて、一般的?に「明るい、暗い」というと、「白い光、黒い闇」ということをイメージしているのではないでしょうか。
でも、白い光というのは、じつは色々な波長の光(赤と緑と青の光)がバランスよく混ざった光なのですね。

錐体には3種類ありますね。赤い明るさを感じるのが得意なL錐体、緑の明るさを感じるのが得意なM錐体、青い明るさを感じるのが得意なS錐体、です。
これにより、単に明るいか否か(光の強さ)だけではなく、3種の錐体が反応する比率によって明るさの種類(すなわち、色)を見分けるのに特化しているのですね
赤い波長が多く混ざった光がくれば「赤い!(明るい!)」と感じますし、赤緑青のバランスよく混ざった光が来れば「白い!(明るい!)」と感じるのです。
なので、「色を感じる細胞」などと書かれています。

一方、杆体は1種類しかないので、光の種類を区別することは出来ません。何色の光が来ても「明るい!」と感じるだけです。
なので、「明るさを感じる細胞」などと書かれているかと思います。

しかし、どちらも光(明るさ)を感じる細胞であるということに違いはありません。


錐体は光に対する感度が低いため、光が少ない(暗い)ところでは機能せず、明所視で活躍する。
杆体は光に対する感度が高い(光子1個に対しても反応するらしい。すごい!!)ので、暗所視で活躍する。
という特性があるのです。
No.81 ありがとうございます。
[ 2017/01/03(Tue) 14:58:47 ] 聞かぬは一生の恥
ありがとうございました。
先に結論から言ってくださると、とてもわかりやすかったです。より理解が深まりました。

No.72 notitle 返信
[ 2016/12/29(Thu) 00:04:44 ] 匿名
夜遅くにすみません。
頭位異常でrightかleftかイマイチよくわかりません。
わかりやすい考えとかあったら教えて欲しいです。
No.75 Re: notitle
[ 2016/12/29(Thu) 17:43:05 ] 匿名
ありがとうございました!
なんとなくわかりました!
右上斜筋の作用方向は左上方向ってあったのですが、そこがあまりわかりませんでした…。
初歩的な質問ですみません🙇
No.76 Re: notitle
[ 2016/12/29(Thu) 18:59:05 ] 佐々木
すみません。打ち間違いですね。
右上斜筋の作用方向は、左下です。

混乱すると申し訳ないので、修正します。
No.77 Re: notitle
[ 2016/12/29(Thu) 18:59:52 ] 佐々木
頭位異常を考えるときは、
ヽ楙紊臆爾押楷蕾鵑
頭部傾斜

の2段階で考えます。


ヽ楙紊臆爾押楷蕾鵑
この頭位異常は、「その筋が作用する方向の対角線方向で見るための頭位」となります。
つまり、
・上直筋
 作用方向は「外上転」。
麻痺すると「内下転」方向で見る頭位。

・上斜筋
 作用方向は「内下転」。
麻痺すると「外上転」方向で見る頭位。

・下直筋
 作用方向は「外下転」。
麻痺すると「内上転」方向で見る頭位。

・下斜筋
 作用方向は「内上転」。
麻痺すると「外下転」方向で見る頭位。

です。

例)右上斜筋
 作用方向は「左下方向」。
 麻痺すると「右上方向」で見るための頭位。
 つまり、face turn to left, chin down。となるわけですね。
No.78 Re: notitle
[ 2016/12/29(Thu) 19:01:05 ] 佐々木
頭部傾斜
なぜその頭部傾斜になるのか?という理屈を知りたければ(本当は知っておいて欲しいです)、前期(5/18)の訓練学靴亮業を視聴しみてください。
ここでは、簡単な暗記方法を教えます。

さて、頭部傾斜を示すのは、単独の筋麻痺なら、
・上直筋麻痺
・上斜筋麻痺
・下直筋麻痺
・下斜筋麻痺
の4つですね。

通常、試験で問われるのは、「回旋説」を元にした頭位異常です。
結論からいうと、
・「上」直筋麻痺は、顔を「健」側に傾ける。
・「上」斜筋麻痺は、顔を「健」側に傾ける。
・「下」斜筋麻痺は、顔を「患」側に傾ける。
・「下」斜筋麻痺は、顔を「患」側に傾ける。
となりますので。。。

「上のつく筋麻痺は健側」、「下のつく筋麻痺は患側」に傾ける。と覚えましょう。
「ウエケン・シタカン!!!」です。

つまり、
右)「上」斜筋麻痺 なら、 健眼(左眼)側に傾ける頭位異常。すなわち、head tilt to left。ということですね。

No.68 No Title 返信
[ 2016/12/20(Tue) 18:36:20 ] 匿名
単眼での複視は乱視が原因、両眼での複視は斜視が原因と習ったと思うのですが、それはなぜですか?また、それを判断するにはどうしたらいいか教えてください。
No.70 Re:
[ 2016/12/21(Wed) 07:16:38 ] 佐々木
まず、実習などでも馴染みの深い、「斜視による複視」からいきます。
斜視は左右の視線が揃っていないので、右で見ているものと、左で見ているものがそれぞれ見えてしまい、1つのものが2つに見えてしまいます。
つまり、片眼をつぶって右眼だけで見ると1個、左眼だけでも1個に見えるのですが、「両眼で見ると複視」を感じます。なので、斜視による複視は「両眼複視」なのですね。

次に、「単眼複視」です。
これは、乱視や白内障などが原因で起こります。光が分散し、1つのものが2重(もしくは3重以上)に見えたりする状態です。これは、1つの眼の中で起こります(イメージ画像をアップしたので見てください)。
つまり、片眼だけで見たときにも複視を感じます。もちろん両眼で見たときも同様です。
ちなみに単眼複視の場合は、はっきり2つに見えるというよりは「像が重なる・にじむ」という感じが強いです。


この2つの見分け方ですが、臨床でも役に立つので覚えておいてください。
それは、「片眼を遮閉して複視が消えるか否か」です。

斜視が原因の両眼複視であれば、片眼を隠すと複視はなくなる。
単眼複視であれば、片眼を隠しても複視がそのまま。

なので、
「物がダブって見えます」
という主訴の患者さんが来院した場合、まずは両眼複視か単眼複視かを見極めなければなりませんので、片眼をカバーして複視が消えるか否かを確かめてみてください。
No.71 Re:
[ 2016/12/22(Thu) 23:05:30 ] 匿名
ありがとうございました☺☺

No.64 No Title 返信
[ 2016/12/14(Wed) 20:20:51 ] 匿名
基礎的な質問だと思うのですが、検影法で発散光と短収束光を用いるのではどのような違いが出てくるのでしょうか?先生助けてください、
No.66 Re:
[ 2016/12/14(Wed) 21:21:31 ] 佐々木
いえいえ。基本的ではないですよ。
意外と知られていないことなので、良い質問だと思います。

さて、先日の質問(No.37)で、どんな種類の光(開散・長収束・短収束)を使って検査しても、定量結果は一緒(50cmで中和したら-2D)である。ということをお話しました。
では、なぜ光の種類を変える必要があるのでしょうか?

検影法は基本的に「開散光」で行います。通常はそれで問題なく検査できるはずです。

しかし、患者さんの屈折異常(遠視・近視)が強い場合、開散光では瞳孔の中の光の動きが暗くなってしまい見づらいことがあります。

その場合、光の種類を変えると見やすくなります。

遠視眼の場合→「長収束光」が見やすい。
近視眼の場合→「短収束光」が見やすい。

と覚えましょう。
「遠で長」
「近で短」
だから覚えやすいね。

つまり、検者が光の動きを見やすいように、光の種類を変えるのです。

注意点として。
・短収束光の場合だけ動きが逆になること。
・最終的な度数決定は、解散光で行うべき。

を覚えましょう。
No.67 Re:
[ 2016/12/15(Thu) 00:01:49 ] 匿名
ありがとうございます!すごく分かりやすかったです!

No.57 無題 返信
[ 2016/12/14(Wed) 12:15:06 ] 匿名
「進撃の固視検査」のおかげで両眼性固視検査に対する理解が深まりました。素晴らしい教材をありがとうございます。

ただ、両眼性固視検査を行う際の被験者に対する説明の仕方(声のかけ方)が分かりません。見かけ上では眼位ずれが無い場合と明らかな斜視がある場合では説明も変わってくるのでしょうか?
No.59 Re: 無題
[ 2016/12/14(Wed) 15:01:21 ] 佐々木
ありがとうございます。
もしみんなの役に立っているなら、本当に嬉しいです。
頑張って作ってよかったです。やる気でます。


さて、両眼性固視検査のときの声掛けですね。
まず、「明らかな斜視がある人」と、「見かけ上の眼位ずれがないので、プリズムで斜視を作って検査する人」では、違いはプリズムの有無のみですので、特に説明を変える必要はありません。
プリズムを入れる(持ってもらう)ときに一声かける程度でしょうか。

以下、両眼性固視検査における声掛けの一例を示します(斜視がない人にやる場合)。


まず、検査の説明ですが、「眼の位置を見る検査」のなかの一つとして、特に説明せずにやってしまうことが多いと思います。
あえて説明する場合や、患者さんから聞かれたりしたら「普段どちらの眼をよく使っているのかを調べる検査です」程度の説明をします。


(プリズムを渡しながら)「これを、この方向で右眼(or左眼)の前でもっていて下さい」

「光を当てます、光を見て下さい」(光を鼻根部にあてて、しばらく待つ。自然に固視交代するかもしれないので、まずは何も言わずに待つ)

待っても自然に固視交代しない場合→「いま、光はいくつ見えていますか?もし2つ見えていたら、今見ているのとは違う方の光を見てみてください」と声掛け。 もしくは、光を斜視眼の方に少し向けてみる(このときは無言でよい)。

ここまでやっても固視交代しない場合→「片眼を隠します」(固視眼になっていた方をcover、斜視眼に固視がうつる)

「このまま見ていて下さい」(と言いながらcoverをはずす。このとき眼がそのまま動かなければ固視持続良好と判定。すぐに動いて元の固視願眼に戻ってしまったら固視持続不良と判定。無言でuncoverしてもよいのですが、この声掛けをしたほうが持続できる場合が多い)


大体こんな程度かな。と思います。
あんまり細かな指示などはしなくても大丈夫ですよ(言葉の通じない赤ちゃんにもやる検査ですので)。

いかがでしょうか。
分かりづらい部分があったら、また聞いてください。
No.63 Re: 無題
[ 2016/12/14(Wed) 18:18:58 ] 匿名
ありがとうございます!
とても分かりやすかったです。

No.60 No Title 返信
[ 2016/12/14(Wed) 15:13:25 ] 匿名
大型弱視鏡がない場合の代用検査として、自覚的検査あげられるものとはなんですか? hessだと大きい斜視角は測れないし他に何かあったでしょうか?勉強不足ですみません。
No.61 Re:
[ 2016/12/14(Wed) 16:24:27 ] 佐々木
大型弱視鏡は、自覚的に「水平・上下・回旋」の眼位ずれを「9方向むき眼位」で知ることのできる検査機器です(もちろん他覚的にも検査可能)。全く同等の機能を持った検査機器はありません(位相差ハプロスコープ、ファンダスハプロスコープなどは、大型弱視鏡と全く同じかそれ以上の機能を持っていましたが・・・今は製造していない)。

ですので、大型弱視鏡がない場合、色々な検査で部分的に代用することしか出来ません。この設問の場合、「自覚的な斜視検査」を挙げていけばよいでしょう。

Hess赤緑試験
「9方向むき眼位」で「水平・上下」のずれを自覚的に測定可能。ただし、回旋は(ほとんど)わからない。

Maddox杆正切尺法(& Maddox杆プリズム法)
「水平・上下」のずれを自覚的に測定可能。ただし、基本的に正面視のみで、回旋もわからない。

Maddox二重杆試験
「回旋」を自覚的に測定可能。ただし正面視のみ。

New Cyclo Tests
「回旋」を自覚的に測定可能。ただし正面視のみ。

Cyclophorometer(すかさず宣伝します ^^;)
「回旋」を自覚的に、「9方向むき眼位」で測定可能。

ぱっと思いつくのはこのあたりですかね。
これらの検査を組合せて、大型弱視鏡の代用の自覚的斜視検査とします。

他にもあるかもしれませんので、考えてみてくださいね。
No.62 Re:
[ 2016/12/14(Wed) 17:37:25 ] 匿名
組み合わせなきゃいけないんですね。わかりやすい説明ありがとうございます。お忙しい中すみませんでした。

No.55 もしかして同じ意味なのでは 返信
[ 2016/12/13(Tue) 18:06:33 ] ジャージャービンクス
整復運動と復位運動の違いってなんですか???
No.56 Re: もしかして同じ意味なのでは
[ 2016/12/13(Tue) 21:19:07 ] 佐々木
同じだと思います!
少なくとも私は使い分けたことはありません。
考えてみたこともなかったですね(笑)

いくつか教科書をめくってみましたが、明確な使い分けはないように思います。

同義語。というやつですかね。
「山登り」と「登山」みたいな関係かと。

No.50 No Title 返信
[ 2016/12/10(Sat) 21:38:58 ] 匿名
シノプトで調節性内斜視や眼球運動障害で複視を自覚している場合、自覚的斜視角の測定から行うのはなぜですか?
No.53 Re:
[ 2016/12/11(Sun) 17:29:39 ] 佐々木
返事が遅くなりすみません。
それぞれ異なる理由があります。

まず、調節性内斜視(共同性の内斜視でも同じようにすることがあります)。
これは、内斜視の方に交互点滅などをすると、本来よりも眼が寄ってしまい、角度が大きく出てしまうのです。
内斜視に対してACTをあまりやらないのと同じ理由です。

内斜視の場合は自覚的斜視角のほうが本来の斜視角に近くなることが多いです。だから、いきなり交互点滅をして目を寄せすぎないように、先に自覚的斜視角から測るのですね。


次に麻痺性斜視の場合です。
例えば、麻痺性斜視を交互点滅で測定していて、整復運動が止まったとします。
それは斜視眼は中和したから止まったのでしょうか?それとも、それ以上は麻痺のせいで眼が動かないから止まったのでしょうか?
わかりませんよね。

眼の動きで判定する他覚的斜視角は、眼の動きが悪い麻痺性斜視の角度を調べるためにはあまり向かないのです。
なので、斜視角は自覚的にアームを動かして測ります。自覚的なら回旋偏位も知ることができるので、麻痺筋特定にも役立ちます。

ですので、麻痺性斜視の患者さんの場合、そもそも他覚的斜視角の測定は飛ばしてしまうことが多いですね。


ただ手順を覚えるのではなく、何故そうするのか?というところに 疑問を持つことはとても大切ですね。
No.54 Re:
[ 2016/12/11(Sun) 21:57:45 ] 匿名
ありがとうございます!
納得しました!!

No.49 No Title 返信
[ 2016/12/10(Sat) 13:38:22 ] 匿名
抑制がなぜ起こるのか分からないです。
Cover test で眼の動きがあるのに複視がないという場合、なぜ『抑制』と判定出来るのですか?
教えていただきたいです。
No.51 Re:
[ 2016/12/11(Sun) 09:59:53 ] 佐々木
斜視があるときは、複視を自覚しますよね。中心窩と中心窩が別の方向を向いているためです。
それでは困るので、斜視眼の像を感じないように自動的に脳が情報をシャットダウンして複視を感じないようにします。これが「抑制」です。
固視眼の像しか見えなくなるので、両眼視は出来ないけど、複視を感じない。というメリットがあります。

抑制は両眼開放時にだけ発動する機能ですので、固視眼を隠せば(cover)解除されます。
なので、両眼解放時は復視を感じないけど、coverをすると斜視眼は固視するために動く。ということが起こるのですね。

ただし、調和性異常対応でも全く同じことが起きますので、
「復視を感じないけどcoverをすると動く」=「抑制 or 調和性異常対応?」です。

2つを見分けるためには、網膜対応検査が必要です。

なかなかイメージが、つかみづらく難しいですよね。
なんとなくわかりましたか?
No.52 Re:
[ 2016/12/11(Sun) 11:38:01 ] 匿名
わかりやすいです😂 ありがとうございました😎🙌

No.44 No Title 返信
[ 2016/12/09(Fri) 17:24:50 ] 匿名
Hirschberg法の結果は、5°刻みで書く。その間だったら5°〜10°みたいに書くと習ったと思うのですが、病院や施設によって間だったら8°などと記載することもありますか?
教えていただきたいです!お願いします!
No.46 Re:
[ 2016/12/09(Fri) 21:08:59 ] 佐々木
Hirschbergさん(←人の名前です)の論文によれば、そもそもHirschberg法の判定は、
0°、15°、30°、45°の判定しかありませんでした。

ただ、それではあまりにも大雑把なので、1mm=7°?とか、1mm=12°?みたいな検討がされて現在に至るという感じです。

今では、最も細かくても5°単位の定量かなと思います。
Hirschberg法は、瞳孔経や前房深度、角膜曲率、眼軸長などに影響を受けますので、それらをすべて把握しつつ正確な定量を行うことは不可能であると個人的には思います。

ただ、経験を積まれた熟練の方は「10°〜15°」とか「13°」のようなことをすることもありますね(^^;
指導者や、施設によってはあり得るかもしれません(個人的には、それ本当か!?って思いますが 笑 )

実習先や就職先の考え方に従うべきかとは思いますが、まずは5°単位での定量が出来るだけで十分ですよ。
No.48 Re:
[ 2016/12/10(Sat) 00:57:15 ] 匿名
ありがとうございます!
5°単位での定量が正確にできるように頑張ります!

No.43 No Title 返信
[ 2016/12/09(Fri) 17:13:02 ] 匿名
MLF症候群と、核間麻痺の違いがいまいちわかりません。Hessの結果も変わりますか?助けて下さい先生
No.45 Re:
[ 2016/12/09(Fri) 20:43:10 ] 佐々木
安心してください。
MLF症候群=内側縦束症候群=核間麻痺
です。

MLF(日本語でいうと内側縦束)というのは、外転神経核と、反対側の動眼神経核の間にあります。
「核」と「核」の間のMLFが麻痺するので、核間麻痺というのですな。

MLF症候群(業界的には、核間麻痺とかよりこの呼び方がナウいらしい!)の有名な特徴は、「内転出来ないのに輻湊はできる!」ですね。

例えば、「右を向く」ためには、右眼は外転、左眼は内転する必要があります。
まず右の外転神経に外転の信号が伝わり、そのインパルスが左眼の内直筋に伝わり内転することで右を向くことが出来るわけですよね。

つまり正常ならば、
右)外転神経 → MLF→ 左)動眼神経(内直筋)
という連携が成り立つのですが、その中間部がやられる(MLFの障害)と、内転が出来なくなってしまうのです。

しかし、輻湊(両眼の内直筋が同時に働く)という動きは、MLFを通らずに実施されるので、内転は出来ないのに輻湊はできる。という不思議な眼球運動になるのですね。

なので、Hess赤緑試験では「内直筋麻痺」のような結果になります。
No.47 Re:
[ 2016/12/09(Fri) 22:56:38 ] 匿名
とても分かりやすいお答えありがとうございます。
核の間で核間麻痺というのにはなるほど!と感じました!ありがとうございました!

No.37 検影法について、 返信
[ 2016/12/07(Wed) 00:28:47 ] 匿名
夜遅くに失礼します。
検影法の長収束光線が中和すると、近視になるのは、開散光と同じ動きだからですか? 長収束光線は、被検眼の後方に収束するから、遠視になると思っていました。
よくわからない文章ですみません。
No.38 Re: 検影法について、
[ 2016/12/07(Wed) 08:47:04 ] 佐々木
検影法で中和した時に近視かどうかは、光の種類ではなく、検査距離によって決まります。
例えば、50cmで検影した時には、開散光でも長収束光でも短収束光でも、-2Dの近視です。
50cmの距離から光を当てている時点で、その光は-2Dのバージェンスを持つのですね。-2Dの光を中和しているから、-2Dの目。という判定になるのです。
33cmなら-3D、1mなら-1D、無限遠なら0Dです。

では、なぜ光の種類によって動きの種類が変わるのかというと、光が目に入るまでに光束が「クロスしているか否か?」の違いがあるからです。収束する場所がどこであるかは関係ありません。

開散光と、長収束光は、目に入るときに光がクロスしていませんよね?
なので、光の動き自体は一緒です。
短収束光は、目に入る前にクロスしてまた広がる光のことです。一度クロスしているので、そこを境に動きが逆になるのですね!(雑なイラストですみません)

なんとなく伝わったでしょうか。検影法、難しいですよね。
No.42 ありがとうございます。
[ 2016/12/07(Wed) 19:46:02 ] 匿名
ありがとうございます。
理解できました。
イラストもわかりやすくてとてもありがたいです。
間違えて、2回送ってしまい、大変失礼しました。

No.39 No Title 返信
[ 2016/12/07(Wed) 16:25:27 ] アナキンスカイウォーカー🗡🚀
外眼筋👀💪の作用と作用方向が混同してしまい頭位異常がわかりません😖スリーステップのやつ使ってもイマイチコツがつかめません教えてください🙈しょぼい質問ですみません
No.41 Re:
[ 2016/12/07(Wed) 18:17:31 ] 佐々木
国試にもよく出る部分ですし、苦手のまま残しておくと辛いですよね。

「外眼筋の作用」と「最大作用方向」、こんがらがりますよね。私も学生時代区別がつかなくて苦しい思いをしました。

テクニックとか、コツ的なものを覚えるのもいいですが、まず2つの何が違うのかをイメージで覚えることが第一歩かなと思います。

まず「外眼筋の作用」。
これは、各眼筋のステータス(持っている能力)を示していると思って下さい。
数字は超適当です。ただ、佐々木の頭の中では、キンニクちゃん達は以下のように擬人化されています(笑)

‐緜抄
 上転機能:70
 内方回旋機能:25
 内転機能:5
 
下直筋
 下転機能:70
 外方回旋機能:25
 内転機能:5

上斜筋
 下転機能:65
 内方回旋機能:30
 外転機能:5

げ室亢
 上転機能:65
 外方回旋機能:30
 外転機能:5

さて、上下直筋・斜筋の持っている能力はこんな感じです。
ステータスの割り振り(適当ですけどね)を見て分かるように、彼等のメインの仕事は、「上転・下転」なんですね。

つぎに「最大作用位置」。
これは、各筋肉が上下転作用を最も発揮できる方向を示しています。
例として、‐緜抄擇舛磴鵑蓮⊂綸尚奮阿法内方回旋、内転の機能を持っています。上転させたいのに回旋や内転作用も起こってしまうとそっちにパワーを取られて、上転機能を最大限発揮することが出来ません。なので、筋肉の走行と一致するように眼を外に向けた状態にします。こうすると、回旋や内転がほとんど起こらず、上転を最大パワーで行うことが出来ます。
上転:ほぼ100
内方回旋:ほぼ0
内転:ほぼ0
という働き方ができるんです。
上直筋ちゃんが全力を発揮できるのは、外上転するとき。ということになります。

なので、外上転方向を向く時には上直筋ちゃんが大活躍しているのです

これが、最大作用位置です。他の筋肉についても同様です。
そういうイメージで、捉えてみて下さい。

いきなりは難しいですが、ある時スッキリ分かるときがくると思います。
繰り返し、考えて練習してみて下さい。

わけの分からない例えで逆に混乱していないといいですが^^;




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