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太田WS感想 by パユ吉 [ 2019/10/28(Mon) 00:19:46 ]
 「レミゼ」太田WSの感想文です。初回のWSなので、感想全文を公開いたします。(前橋WS版は非公開) 文字数制限があるので、2000文字単位に切って貼り付けます。

【注意】
 本内容はミュージカルの中身に踏み込むものがあります。先入観を得たくない方は、この先をお読みにならないでください。

---(以下、本文)---
2019.10.26.Sat.太田WS

 ミュージカルの超大作ですので、上演時間はWSであっても正味3時間を軽く越えてきます。アラムニー12thを見ていますので、どうしてもそちらと比較してしまいますが、WSであることを差し引いても、「まだ粗い仕上がりだな」と感じます。歌はアラムニーお得意のものなので、ほぼ本公演レベルに仕上がってはいますが、ダンスは完全バラバラで、動いているのがやっとという感じ。そして、極めつけは、演技と表情が付いてきていない、と感じる場面が、少なくない場面あります。言葉は悪いですが、「これがアラムニーのレミゼです」とは、まだ言えないと感じました。(本練習に入ってからまだ1ヶ月程度しか経っていないのですから、仕方ありませんが。)
 台本も12th上演版から、相当な場面が入れ替えられています。加えられたところは自然に受け入れられますが、削られたところに、重要なシーンもあり、レミゼを知らない人が見たら、「?」とならないか心配になるところもありそうです。と言って、肉を付けていくと、正味で3時間半を軽く越えてしまいそうですが。

【1幕】
■1場
 この場から、まず違和感。この徒刑囚たちは、なんの作業をしていたのか? わらで作ったタワシは小道具さんが工夫をこらしたところと思います。が、床磨きはどのような意味合いがあるのかが不明です。一応、港湾作業と思うのですが、港湾作業で床磨きはたぶん、ないです。船の甲板磨きが考えられますが、これは船乗りさん(甲板員)の日常業務ですし、デッキブラシを使って作業してしまいます。それに、床磨きでは、「重労働感」が出ていないので、進行中の「休ませろ」が、輪を掛けて???なのです。ここは見直しが必要かな、と。
 フランス革命史のミニ解説は、わかりやすかったですぞ。
 森尻警部どの:かなり強面の表情を作ってきていることはわかります。が、まだ、優しさが随所に出てしまっている。あの優しさは、この際、徹底的に封印して欲しい。完璧なまでの冷徹さが欲しいところです。(アギラールでその表情作りができているので、できますよ)
 仮釈放を言い渡されたときの、#24653の驚きの表情は◎です。ジャベールに呼び出されたときに、何を言われるか想像していなかったことがうかがい知れます。
 セリフの細かなやりとりの中で、表情の変化が常に付いてくるはずなのですが、心情研究が進んでいないためか、表情が変わらずにセリフのやりとりだけをしているように見えるケースが結構あります。ささいな場面でも、気を抜かずに、表情を付けて行ってください。
 おりこさんの修道女姿は清楚です。どんな悪人でも、善の道に導いてくれそうです。受ける神山さんも、真に迫った演技で返しているので、このシーンは見応えあります。そして、神父の話し方はとても重々しい響きで、高貴な印象を与えてくれています。(伊藤さんは、神父役歴が長いせいもありますかね?)
 「おじさん、返しておくれよ」 ここ、言葉と行動と表情が一致していないのです。銀貨を踏まれた瞬間、この少年はどう思ったか? これが完全に抜けている。だから、「返して」が真剣に聞こえない。体当たりしてでも、取り返しに行くところではないのだろうかと思いますが、あっけなくあきらめてしまうと、この少年にとって、銀貨はどうでもいいもの、ということにもなってしまいますよ。 「ひどいよ」「地獄に行け」は、非難する鋭い視線が発せられていて、ここは◎です。
 子どもから金子を巻き上げた行為に対する自責の念。神父の言葉を絡めながらの演技は丁寧でした。善人への目覚めの過程を組み込んだ効果は大きいと感じます。
 ところで、バルジャンのお顔がきれいすぎる感じがするのですが、徒刑囚が作業場から逃れてきたわけですから、もっと汚らしく作ってもいいのではありませんか? 警部が追うことになっても、気づかないほどなので、仮釈放時は相当に汚かったと思われます。
続き(2) by パユ吉 [ 2019/10/28(Mon) 00:20:55 ]
■2場
 ♪雲の上:めるこさんの10年間ほどの時の流れを、きれいに表現していました。この作り方は工夫したな、と感じます。行き交うエキストラの連携がとても自然で、私は感心して見ていました。(身ごもりの仕草を一瞬入れていたのも良かった。この一連の演技を考えて、組み立てた演技係さんを、誉めたい。)
 ♪この家の:ダンスは立体感を組み入れていて評価できます。肩車や組み体操風のリフト、など。「3人姉妹」の背景演技もほほえましいものがありますし、あまりの仲良さに、ファンティーヌが困り顔になるところも笑えます。舞台を見ながら、60フランの根拠を考えてましたが、8×6+12=60なんですね。ファンティーヌも計算速いと思いましたが、テナルディエ一家も、それと同じ頭脳をお持ちのようで。
 「あそこにいる、悪賢そうな」 指名された側のリアクションがない。
 「カネ産むニワトリ」 テナルディエ3人の悪っぽい表情はいい。

■3場
 女工たちのいじめ:ここは展開が急すぎる感じがします。そして、作り方も雑で乱暴。労働を終えてからの短いくつろぎから、すぐにいじめ・追い出しになってしまっている感じです。(一歩間違えると、無理筋に近い仕掛けになってしまうの。自然な流れの中での展開に持っていって欲しい。)
 女工さんの勢揃いは楽しみなシーンです。アラムニーの凜々しきイケメン男役さんたちの娘役姿は、ここでしか見られませんから、どうしても1人1人を目で追ってしまいます。 レミゼイチオシの名場面。
 ♪夢やぶれて:最後に手紙を手に取る仕草は、未練が表現されていてよかった。めるこさんは、1人で演技していても、観客を泣かせますからね。
 娼婦たち:船長に食ってかかるおりこさんの正論。かなりきつい一言ですが、効きますな。これが警部に対しても遠慮なく飛んでいくところは、見ていて心地よささえ感じます。おりこさんは演技していて涙が出るって、真に役になりきっているんですね。

■4場
 床に伏すファンティーヌを思いやる心はきれいに表現されているのですが、セリフ速度は抑えたほうがいいでしょう。病院内での早口は似合いません。
 ♪死:4人の娼婦の背景での動きはきれいです。めるこさんの感情を強調してくれています。神山さんのファンティーヌ抱きかかえも、きれいに決まっています。掛け合いの歌も、哀惜感がたっぷりあります。
 ♪燃え尽き:きれいな響きでした。神山−岩本ペアが透明感のある歌を聞かせてくれましたが、尾野さん−瀬間さんペアの歌声にも聴き惚れました。心の琴線に触れる歌声は、この演目中、最高と思っています。

■5場
 コゼットを呼ぶマダムに対し、コゼットがチラッと見せる嫌そうな顔。これ、うまかった。ほんの一瞬見せる目線なのですが、技あり感があります。
 マダムの言う、「暗くて怖い」。これ、活かしたかったなあ。本公演ではかなり笑いが取れる言葉になると思う。
 宿屋を訪ねる市長。「幼い頃、お母さんが預けて」のコゼットの言葉に、ちゃんと反応を返しているのは◎。そう、ここで、この娘がファンティーヌの遺言で託された娘であることを確信する場面だから。
 「私またぶたれる」「こんなに怯えて」 言葉のやりとりだけで終わってしまっているのは残念なところ。表情と仕草が全然付いていっていないの。
 さて、ここでテナ3人組の語りで、コゼット返還の過程がすべて省略されてしまったのだが、このやり方はどうだっただろうか? このあと、数回にわたり、「あのときコゼットを手放したのが」というセリフが出てくるが、この場面を省略してしまうと、そのセリフが全然活きてこない感じがします。手間を掛けても、コゼット取り戻しの場を入れておくと、後の感じ方がかなり変わってくるように思うのですが、どうでしょう? この取り戻しの場は、テナ3人組のあくどさを強調できる場面でもあります。個人的には省きたくないと思うところなのです。(省くことで失うものの方が多いような)
 ガブローシュは元気いっぱいでいいです。
 アゼルマは落ち着いていて、いい味出してます。姉よりもしっかりしている感じさえします。アゼルマはとっても重要な役です。恋にひた走る姉を支える役柄もさることながら、アンジョの恋人として、また学生グループを裏からとりまとめて行く役柄や人望もあります。ぴのちゃんは台本をかなり読み込んでいるようで、場での自分の役割をしっかりと押さえているようですね。別組では瀬間さんが演じてきますが、この役は意外と奥行きが深いですぞ。
続き(3) by パユ吉 [ 2019/10/28(Mon) 00:21:47 ]
■6場
 乞食たち。フードをかぶってはいますが、顔はできるだけださないように動いたほうがよさそう。
 学生たち:血気はやる学生ですが、それにしても早口で。あの口調で演説しても、だれも聞いてくれませんぜ。この学生登場シーンは、全面的に組立直しが必要かと思います。 エポのアタックは一途で、けなげさをも感じます。それを真剣には受けないマリウスも見ていて楽しい場面。
 テナ3人組の乱入:絡み方はいやらしさたっぷりでいいです。が、エポはこのとき、どう思っただろうか。ここが読み切れなかった。(後のシーンで、言葉で解説されているのですが、ここで演技で出しておくと、後の解説が活きてくるところですよ。)
 ♪星よ:きれいなメロディーでゆったりと流れる曲ですが、歌い方は難しいように思います。後ろに余韻を引くように、伸びやかに歌い上げると、よりきれいに聞こえてきそうです。(短く切ってしまうと、味がよろしくないの。息が持たないかもしれませんが、語尾を引いてもらえると。)

■7場
 ガブの姉へのからかいは笑えます。エポのリアクションが楽しいところ。ちょっとしたふくれ顔も入っていて、表情も豊かです。
 マリウスからの頼み事、「探してくれないか」 この言葉に対する反応は難しい。想い人の心は自分にあらず。でも。表情が大きく動く場面で、丁寧で繊細な表現が求められます。さあやさんはきちんと表現しているのですが、まだ研究の余地がありそうです。
 ABCカフェ:ここも学生さんたちだけが早口で突っ走っている。
 ♪民衆:歌声はきれいなのですが、「重さ」が欲しい。本公演ではマイクゲインを上げてやれば、調整できる範囲かと思いますが、歌い手も意識した発声を要求される歌です。
■8場
 「ここから先は1人で行く」 この言葉に対するエポの反応は? エポがどう感じたかを伝えなきゃいけないところ。応答のさせ方に変化が多いので、難しいところですよ。
 コゼットと再会できて、浮かれるマリウスの様子はいい。もっと派手に喜んでもいいかもしれない。(須藤さんは、やや控え目に演技されるので、これが冷静マリウスの演技表現には強みになっています。が、浮いて欲しい場面ではこれが逆目に出るの)
 そして、テナ3人組乱入から展開が急になる。場が大きく転換するところでは、少し時間を掛けてもいいかもしれない。(乱入時・エポ叫び・警部現れる・マリウス呼び出しなどのポイントで)
 ♪ワンデイ:歌の迫力は十分にあります。が、難も。最後のフラッグは、「手で振って欲しくない」ところ。手を中心に回転運動では、フラッグの動きが小さくなってしまうのです。ここは、手を左右に水平に動かしながら、延ばしきったときに手首をひねってフラッグを回転させて欲しい。これで、フラッグは手の往復幅の長さと、回転角の長さ分動くので、大きな動きになる。客席から見ても、動きが全然違って見えるはず。山台上で踏ん張っての動きなら、そんなに難しくはない。岩上さんが肩車している状態であっても、岩上さんは体幹がしっかりしている(とある全身力技系のスポーツをされていると聞き及ぶ)ので、ガブは多少肩の上で暴れても、しっかりと支えてくれるはずです。岩上さんを信じて動いていいんですよ。


【2幕】
■9場
 「1つだけ頼みたいことがある」 この言葉を掛けられたときのエポのうれしそうな表情はいい。マリウスに頼られたことの喜びが表現されてます。ここを活かしておいたので、「この手紙を」の言葉になったときの表情変化が活きてきます。
 「ぼーや」 この言葉掛けは面白かったですね。「男のような格好をした女の子」との対比があるので、余計に。
 手紙を託されたバルジャンですが、これで、「コゼットはあの青年に」と結び付けてしまうのは、まだ早いかな、とも思うのですが。2人の出会いの場面を、バルジャンがどう見ていたかが思い出せないのですが、そこまで濃厚な関係がすでにあったかどうか? 手紙が来た、ということで、青年がコゼットを愛していそうだ、はここでわかりますが、逆を認識するには無理がなかったか。

■10場
 ♪オンマイ:さあやの独唱ですが、聴かせますね。ほれぼれします。
 エポとアゼルマの2人も、切ない気持ちを伝えてくれています。アゼルマの思いやりの温かさに、ほろっとしてしまうことも。
続き(4) by パユ吉 [ 2019/10/28(Mon) 00:22:38 ]
■11場
 警部の正体を見破るときの、ガブの動きには工夫が欲しいかな。遠くから近くから、窺いのぞき見る動きを、明示的に入れて欲しいところ。
 エポ撃たれる:ここ、抱き起こし方注意ね。後ろから羽交い締めにしてしまっていますが、ちゃんと抱き起こさないと。♪恵みの雨を歌うときには、ちゃんとした抱き方になっていましたが、最初からこの状態にしておいたほうがいいです。
 「ねえちゃん!」「やめろ、ガブローシュ!」 この叫びは効きました。
 火薬樽投げシーン。これ、全然ダメ。台本の裏を全員で読みあわせて、音響さんと入念な打ち合わせをしておかないと。樽を投げる、それが、政府軍陣地まで転がって行って、その後に射撃の名手マリウスが撃って、爆発させる。この時間を表現したい。台本通りにやると、樽がまだ空中にある段階で、マリウスが撃ってしまう。これではバリケード側が壊れてしまう。樽が転がって行く様子や、慌てる政府軍の様子や、学生たちの期待感などは、バリケード内の人たちの補足セリフや歓声などで表現できる。これを入れた後に、おもむろにマリウスが立ち上がって・・・、とならなければいけないシーンです。観る側も力が入る場面ですよ。(銃に火薬と弾を込めているマリの動作は、細かいですな)
 「ジャベールの処分は任せて欲しい」 この申し出に対し、アンジョは簡単にOKを出していたが、ここも「?」なところ。幹部たちの目を見て、了解を取り付けた後に、承諾を出す場面だと思う。
 警部を解放した後の銃声。それに対しての学生たちの反応がなかったが。
 ♪共に飲もう:なつほの歌い出しがきれい。岩本さんも歌唱力をぐんと上げましたな。この歌に対する背景演技は、まだまだ研究の余地があります。たぶん、ここを話し合う余裕もなく、WS公演に突入させてしまったのでは、と思ってしまうほど、無感動背景だったなあ、と。(すまんなあ、言葉が悪くて)
 ♪彼を:神山さんが聴かせどころを作ろうとしていますが、まだ歌い上げ感が足りない。欲を言えば、朗々とした、少し重い歌声が欲しいなあと感じるところ。(ろみさんがこの声を得意としています) そして、この歌を向けられたマリは、どう動くべきなのか。ここもはっきりしなかった。
 ガブ撃たれる。飛びだそうとするアゼルマの動きも、弟への思いがこもっていていい。引き留める側も真剣にアゼルマを押さえ込んでいた。

■12場
 警部との再会。瀕死のマリを担ぎ上げようとするバルジャンですが、うまく担ぎ上げられない。マリが真剣に演技している証拠なんです。「寝た子は重い」のです。この事態は想定していなかったと思いますが、ここで警部はどう思ったかを考えてみたい場面でもありました。前に警部は、馬車の利用を許可している(マリを運ぶのを認めている)ので、担ぎ上げを手助けする、という演技が成立するかどうか、なんです。どちらでも話しは通じますが、助けたら、その後の警部自責の念の感じ方が、少し変わってきますね。
 退出時に後ろをチラっと確認するのも、細かな動きでいいです。
 (全然関係ありませんが、警察官って、下水道の中までパトロールするんですね)

■13場
 ♪犠牲者/カフェ:異世界を表現する場面かと思いますが、ここも全然研究されていないなあ、と。死んだ者たちの訴え掛けが、伝わってこない。生き残った者に、なにを伝えたいのか、無言の劇になりますが、表現して欲しい。後ろ向きに死者たちが退出するところは、工夫したところだと思ってます。(足下が悪い舞台上なので、最後まで後ずさりで退出しにくいところがありますが)

■14場
 マイク無しの状態では、三重唱以上の歌は聴き取れないです。
 13場から14場にかけては、なにを表現したいのか伝わらないです。この2場は全面的に組立直しする必要もありそうです。
続き(5) by パユ吉 [ 2019/10/28(Mon) 00:23:17 ]
■15場
 バルジャンの告白を聞くマリ。落ち着けというほうが無理な状況ではありますが、どこかせわしない。その割に、聞いていてマリがどう感じているのかが伝わってこない。バルジャンの落ち着いた語り口は、名人級と感じます。「コゼットを幸せに」の言葉に対し、「そうします」と言葉は返してはいるが、所作が伴っていないといけませんぞ。
 「壁のような厚化粧」 笑えます。
 「その死体は、ボクだ」 テナ3人組にとっては、爆弾発言なのですが、うろたえ方が足りないような。文字通り死ぬほどびっくりする話しでしょう。その前の下水道での出来事の語りは、もったいなさそうに、小出し感を前面に出して進められると、より面白くなります。WSでは、マリの期待感も薄いし、テナ3人のずるさも出し切れていなかった。
 シスターによるバルジャンの半生語りはちょっと硬かったかなあ? 説諭調の響きが感じられるところがあったのでね。(気のせいとしてください)
 ここでも神父の話には厳かさを感じます。退出時もゆっくりと歩き、背中で荘厳さを出してました。
 エピローグ。ファンティーヌに加えてエポまで登場する演出では、見ている側が持ちません。この2人が上手下手を入れ替わるとき、お互いに見つめ合い、頷きを返している演技もいいです。あの世からバルジャンの迎え入れを確かめ合うとともに、現世に残されるマリ・コゼットの幸せを見守ることも約束しあっている。無言で進む白装束2人の演技ですが、いろんなことが感じ取れます。
Re: 太田WS感想 by なな [ 2019/11/13(Wed) 18:12:17 ]
>パユ吉さま
書き込みありがとうございます。
太田、前橋WSへのご来場ありがとうございます。
12期の伊藤と申します。

毎回たくさんのご感想、ご意見をありがとうございます。
いただいたコメントはひとつひとつ大切に読ませていただいております。

今回のレミは原作に立ち返り、ユゴーの意図を紐解くように武正先生の演出が入っております。不思議だなーと感じられたり、どうしてそう演じているのだろう?と思われる部分もあるかもしれませんが、実はそこに今回のオリジナル要素が含まれているかもしれません。
いつも奥深くまで観ていただいておりますので、今回もぜひ、その奥の奥まで感じていただければ嬉しいです。

本公演まであと数ヶ月、まだまだ伸びしろばかり!
さらに精度・純度高い舞台をお届けするために精一杯努力してまいります!

今後ともミュージカル劇団アラムニーをよろしくお願い致します!!
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