エジプトなら圧倒的ザイエル推し by さくらいちご
[ 2022/04/07(Thu) 13:00:15 ]
こんにちは。 伊勢崎公演お疲れ様でした。本来は安中公演でしたが、自主公演として無事に幕が開いたこと、嬉しくてしばらくは実感がありませんでした。皆様方の様々な努力があってこそだと思います。本当に素敵な公演をありがとうございました。 ザイエルについて質問があります。 2幕、アイーダを捕らえるよう命じられたザイエルは「私は女を殺すために剣を携えているのではありません(ニュアンス)」と言い、歌唱中もザイエルだけは困惑し不安そうな表情をしています。この時のザイエルはどのような心情だったのでしょうか?捕らえるように命じられたのはアイーダのことですが、アイーダを捕らえ処刑されたらイプリルが悲しみ深い絶望を感じると思ったからでしょうか。 団員の方ほど深く考察することはできていない為、お時間がございます時にぜひご教示いただけたら嬉しく思います。 太田公演も楽しみにしています。
Re: エジプトなら圧倒的ザイエル推し by あさひ
[ 2022/04/11(Mon) 12:37:29 ]
ご質問ありがとうございます。
ザイエル役を演じております、中川でございます。
作品冒頭の部分、ラダメスのセリフに「奴はお前を気に入ったようだ」と言うセリフがあります。ラダメスは、ザイエルがイプリルのことを気に入ったことを知っているように、ラダメスがアイーダのことを気にかけていることはザイエル自身も知っていると思っています。
ラダメスの幸せを第一に考えているザイエルからすると、王女アムネリスと結婚しファラオになればアイーダも側に置いておける、それがお前の求めていることだろと思っているのですが、「この父にしてこの子あり」の曲中でラダメスが変わろうとしていること、彼が求めていることや本当の願いを知り、 アイーダを殺せばラダメスの幸せには繋がらない、ランフィスの命令に背くことはできるのか、自分はどうしたい、、 と言う今まで押し付けていた、忘れかけていた自己の感情が湧き上がり、葛藤が入り混じっている状態です。
ラダメスが自分の意思で自分の人生をきり開こうとする姿にザイエルも感銘を受け、しがらみに囚われず成長する姿を是非、会場でお届けできるよう精進していきたいと思っております。 今後ともよろしくお願い致します。
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