段審査講習会 by はしも
[ 2022/04/11(Mon) 23:14:45 ]
土曜日、私は模擬審査の講習会に行ってきました。 六段、七段、八段受験者がその段位に分かれて、模擬審査を受けて、アドバイスをいただくという講習会です。
まず、自分の反省点は、返し胴を打たれた時にとっさに左ももを出して相手が抜けるのを邪魔してしまったことです。相手の打突の邪魔をするのは、もっての他。とっさに出てしまったのは、未熟さだと思います。
茨木先生、堤先生、友弘先生に講評をいただきました。 ①引き立つ剣道をしなさい。戦法をもって取り組むこと。 ②目を離さないこと。抜けてもすぐ相手を見ること。 ③打ち切ることが一番大事なこと。 ④間合いの駆け引き。最初は相手の様子を見ること。組み立てが大事。 ⑤蹲踞は相手に合わせて行うこと。合気。 ⑥発声は、相手を制する声の出し方であること。 ⑦基本に則っているか。一拍子で打てているか。 ⑧審査の先生方がワクワクするような攻め合いができているか。 ⑨相手を制したツキは、遠慮して引かないこと。 ⑩稽古の有無は、おのずとわかること。稽古すること。 ⑪昇段の着眼点、先生方は、六段は迷ったら〇、七段は迷ったら×。
最後に八段の尾崎先生の講話をいただきました。 ①短期的にできることと長期的にできることを自分で考えて取り組む。 ②多くの先生の言うことを聞くのは大事だが、自分なりに咀嚼すること。 ③自分で考えるということは、 ➡不動の左手をつくる:左ひじを胴に軽くつけて離さない。 ➡袴の中の右足、左足の位置までしっかり考える。 ④クローズドスキルとオープンスキルの鍛錬。 ➡素振りや人形への打ち込み等のクローズドスキルを自分のものにしないと審査のようなオープンスキルが必要な場面で上手くできるわけがない。 ⑤高段位の先生方にかかって、先生方の圧を押し返す稽古をすること。 ⑥自分の理想とする剣道の形を目指すこと
尾崎先生の稽古中の立ち姿を目標に、これからの稽古に取り組んで行こうと思いました。
はしも
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