残心 by はしも
[ 2023/05/28(Sun) 19:17:22 ]
先日のお田植祭の反省として、残心がありました。ちょうど、剣窓に三菱重工の泉澤さんが残心について書かれている文章がありましたので、紹介します。 『残心』とは、『打突した後に油断をせず、相手のどんな反撃も直ちに対応できるような気構えと身構えを示すこと』と解説されていて、『残心』がないと一本が取り消される重要な有効打突の要素である。もう一つ、『打つべきところを十分に打って初めて残るのが真の残心』とも言われている。これを私は『打ち切った後の余韻』と解釈している。この一撃にかけて、打ち切る。そして、その後に残る余韻のような心持ち。これが剣道の醍醐味ではないだろうか。
心を打たれるような打ちは、打たれても本当に『参りました』と感じ、自分もそういう打ちをしたいと思うことになり、向上心につながるのかなと思います。大抵、そういう打ちの時は、お相手の残心もしっかりできていて、『この後は打てないな』と思うことが常と思います。残心をしっかり残す前準備として、打ち切ることが重要と最近考えてますので、今後も気を付けていきたいと思います。
はしも
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