No.19 |
こんばんわ☆ |
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[ 2009/02/26(Thu) 21:57:40 ]
garakutanaito
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やしる太さん、こんばんわ! 最近、珍獣ハンターイモトの動物図鑑をかったんですよ。 で、その中で一番気になった動物がいました! バシリスクって言う動物なんですけど・・・ そやつの詳しい説明を教えてください(。´・ω・) |
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No.20 |
お待たせしました!ご回答です。 |
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[ 2009/03/11(Wed) 02:16:01 ]
やしる太
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garakutanaitoさん、こんにちは♪最近、ウグイスの鳴き声で目を覚ますのが日課になっています。やしる太です。お返事が遅くなってしまいすみませんでした(´・ω・`)
さて、早速ご質問の“バシリスク”ですが・・購入された図鑑内ではどのように紹介されていたのでしょうか?珍獣ハンターさん(w)とのことですのできっとかの有名な驚き☆珍行動をするあのバシリスクなのでしょうね(*´ω`*) まずは、バシリスクの映像を発見しましたので、そちらをご覧ください。(youtubeにうpされている恐らくナショジオさんの映像です)
▼参考URL:(頭に“h”をつけてアドレスバーにコピペしてください http://...[URL] )
・・と、衝撃映像も見れたところで・・w 早速バシリスクの正体に迫っていくことにしましょう〜b
★☆ イグアナ科 バシリスク属(英:Basiliscus) グリーンバシリスク、チャイロバシリスク、ギザギザバシリスク、ノギハラバシリスクなどの種を含む分類群です。映像を見ても分かるように、所謂トカゲですね↑↑ (一般的にバシリスクのみで表記される場合はグリーンバシリスクを指す事が多いようです)
● 大きさ/容姿 体長は60〜80cmと小柄のトカゲです。体重も300g程度。 水辺に生える樹の上での生活に適応する為、長い四肢を持っています。また後ろ足の指は細長く皮膚にはふさのようになっているのもこのトカゲの特徴です。成体のオスには頭頂部や背中、尾にトサカやクレストと呼ばれる帆があります。 |
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No.21 |
Re: こんばんわ☆ |
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[ 2009/03/11(Wed) 02:17:47 ]
やしる太
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● 珍行動 バシリスクは別名、キリストトカゲと呼ばれています。それは、彼らのある奇妙な習性からきているのですが、その習性とは・・“ 水 上 歩 行 ”!! 聖書によると、かつてイエス・キリストは民衆の前で湖の上を歩き、皆を驚かせたそうです。当たり前ですが、人間や他の生物が水面を歩く事はできませんよね(゜Д゜≡゜Д゜)! ・・ところがところがバシリスクは足を素早く動かし秒速約1mものスピードで4m以上もの水面をあるk・・いえ、走る事ができるんです!バシリスクのこの沈行動はTVで一躍有名となりましたが、うぅむ;全く自然の法則を全く無視していますねぇ; バシリスクが水面を走る事ができる原理はいたってシンプルです。片足が水に沈む前にもう一方の足を踏み出す。そしてその足が沈まない間に次の足を・・とこれを高速で繰り返すのです。さらに、この水上歩行を可能にしているのは、後ろ足の皮膚です。このふさにより、水面に打ち付けた時の一瞬、水面との接地面積が広くなり、皮膚と水面の間に空気が入り込みます。お風呂にオケを逆さに浮かべると空気が入って浮かぶのと同じような感じですかねぇ?w この身体の特徴が、バジリスクの水上歩行を可能にしているというわけです!!
ちなみに彼らは泳ぎもうまいので、水中に沈んでしまっても無問題です♪ この水上歩行は天敵に遭遇など危険を感じた時にみられます。捕食側も、こんな荒技を見せつけられればポカーンとする他ないですよねぇ?ww これぞ、名人芸!生涯水辺を離れる事がなく、逃げ場の少ない樹上生活をしている彼ら、バシリスクならではの特技なのかもしれません(*´ω`*)
▼以下のサイトでもバシリスクに関する面白い話を見る事ができるので、ぜひw http://...[URL] ) |
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No.22 |
Re: こんばんわ☆ |
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[ 2009/03/15(Sun) 19:24:55 ]
garakutanaito
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なるほど〜。アリガトウゴザイマス(はあと 結構小柄なんすねぇ。種類もいっぱいいるし・・・ キリストトカゲなんて呼ばれてるんなんてすごいですね! さすがはキリスト様ですねっ^^b しかも、その速さが秒速1mってすごすぎます(*´ω`*)!
バシリスクが水面を走る原理も分かりやすい説明、アリガトウゴザイマス!!! なるほど、空気が入り込んで・・・。 今日お風呂でやってみますっっ(´∀`)
ホントいつもいつも分かりやすい説明、ありがとうございます。 僕もがんばって勉強しないとなぁ
では、ではノシ |
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No.14 |
どーも! |
返信 |
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[ 2009/02/07(Sat) 21:51:06 ]
garakutanaito
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やしる太おにいさーん! また、新たな質問です。これは、ウィキでもしらべたんですが、チンプンカンプンなのです↓↓ では、いきますよー?
コウモリダコってなにさ?(・A・) 教えてください、やしる太おに(以下略 |
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No.15 |
Re: どーも! |
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[ 2009/02/11(Wed) 23:18:47 ]
やしる太
[ Home ] |
なかなか(色んな意味で)ディープなご質問ありがとうございます↑↑(笑)深海の生物の知識はなかなかないもので、十分な回答ができるか分からないですが、早速調査結果を報告したいと思いますw
●○ コウモリダコ(Vampyroteuthis) 頭足類 >コウモリダコ目 >コウモリダコ科 現存種はウ゛ァンピロテウティス・インフェルナリスの1種のみ
彼らは約600m〜900mに生息する、いわゆる深海の生物です。深海に住む生き物といえば、まるで地球外生物のような奇妙かつグロテスク(ぁw)なイメージがありますが、このコウモリダコも例にはずれず不思議な姿をしています(´ε`;)
[姿かたち] (※この投稿のURL部分をクリックしてください) youtubeにてコウモリダコの映像を見つけたので参考までに…
うぅん。映像でみるとさらにグロ…神秘的な姿をしていますよね(笑) 赤褐色の身体にぎょろっとした大きな目。一見タコのようにも見えますが、頭の部分についた大きなヒレを見るとイカのようにも思えます。特徴的なのは足の間にある膜!これは外套膜(がいとうまく)と呼ばれるものなのですが、その内側は黒く腕を広げるとまるでコウモリガサのようですΣ(っ゜Д゜;)っ コウモリガサっぽいタコみたいな形の生き物だからコウモリダコ…覚えやすい事この上ないネーミングですねw
大きさは、脚を含めた大きさが10cm〜30cmと意外と小さな生き物です。目のある頭部から生えた8本の脚の他に2本の触手(白っぽいグルグルしたヤツ)のような持っている他、ひれの付け根・8本の脚の先端に強い光を放つ発光器を持っています。体長よりも長く伸びる2本の触覚は餌を捕まえる為のものではなく知覚を持ち、餌を持つ為のフィラメント(感覚器)だと言われています。ちなみに血の色は青…ガクブル
[タコ?イカ?] 和名でコウモリ“ダコ”と呼ばれる彼らですが、実は英名では“Vampire Squid(吸血イカ)”っと…“イカ”と呼ばれています。 タコ?イカ?どっちが正解なの?(。´・ω・) 正解は…「どっちでもありません」 タコとイカの特徴をあわせ持つコウモリダコは、 実はタコとイカに分かれる前のご先祖様の仲間で、コウモリダコという単独の種類だったんです!! コウモリダコの仲間はタコやイカが生まれるずっと昔、中生代ジュラ紀に繁栄し、当時は色々な種類のコウモリダコがいたと考えられています。肺魚やシーラカンスのようにいわゆる【生きた化石】ですね(*´ω`*)!
イカの特徴もタコの特徴も兼ね備えたスーパーご先祖様ですが、どちらかというとタコの身体の構造に近いと言われています。 |
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No.16 |
Re: どーも! |
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[ 2009/02/11(Wed) 23:20:28 ]
やしる太
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[コウモリダコにできないこと] × 墨袋がないため、イカやタコのように墨を吐く事ができません; × イカのように体内に送り込んだ海水を漏斗(ろうと)から噴射してジェット機のように進む…という事ができません;(頭部にあるヒレを羽ばたかせて泳ぎます⇒身体の2倍の距離を約1秒程度で進む) × タコやイカのように活発な色素がなく、体色を明るくしたり暗くしたりして身を隠す事ができません;
捕食者へのリーサルウエポンがことごとく使えないコウモリダコ…orz 一体どうやって身を守っているのでしょうか? その謎は次のカテゴリへつづく…w
[生息場所] ↑でも少し触れていますが、コウモリダコは約600m〜900mの深海に生息しています。この600m〜900mとは、深海(中層)の中でも低酸素層(OMZ)と呼ばれ、0.22ml/ℓ…と酸素の含有量がとても少なく、生物が安定して生息するには厳しい場所ですΣ(・ω・ノ)ノ なんでわざわざそんな場所で…?と思うかもしれませんが、“住めば都”とはよく言ったもの(w)捕食者から逃げる術をあまり持っていない彼らにとって、この場所は安住の地なのです!!
低酸素層でも、代謝速度の遅い彼らにかかれば モーマンタイ! また、ヘモシアニンという物質によって、酸素を効率的に体内に輸送できたり、少ない運動量でも浮いていられたりもするのです。 「防御できなくたって、敵がいなきゃ大丈夫だも〜ん♪」まったくです(笑)
[防御手段] いくら捕食者が少ないとはいえ、中層を通る生物がいるのも確かです。有名なところだとマッコウクジラなど…(;^ω^)
コウモリダコ!! ご先祖の維持を見せます!!
…というわけで、多少は防御手段を兼ね備えています。
・ 秘儀!パイナップル姿勢ッ!! コウモリダコは危険を感じるとスカート部分を裏返し、身体を包むように丸くなります。脚の裏側には鉤状の爪がたくさんついているので、まるでパイナップルのようにトゲトゲのボールになるのです!!うぅん。痛そうですねw
・ 深海といえばこれ!強烈なフラッシュ!! コウモリダコの特徴として強い光りを放つ発光器を持つと↑でも書いたように、捕食者に襲われた時、コウモリダコはフラッシュのように光を点滅させ自分の姿を不明瞭にします。発光バクテリアによる発光ではないので、強く長く光る事ができます(2分以上発光可能)。また、9分ほど光る事できる身体のサイズほどの発光雲と呼ばれる、粘着性の発光液を分泌する事ができ、捕食者の目をごまかしその間に深海の暗闇に身を隠します。
調べれば調べるほど、エイリアン的な感覚に陥ってしまうコウモリダコですが(´ε`;) 昔の姿形を今にとどめる数少ない“生きた化石”なのです。昔はこんな生き物がたくさん海にいたと考えるとちょっと不気味であり、楽しくもありますよね(笑)もしかすると、深海には誰も知らない不思議で奇妙な生き物がこっそりといるかも… まさに、深海のロマンですネ!! |
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No.17 |
Re: どーも! |
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[ 2009/02/13(Fri) 19:11:21 ]
garakutanaito
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やしる太おにいさーん!ありがとうございますぅ(TAT) コウモリダコすごいっすね(コーフン タコじゃないんですね、コウモリダコって言うくらいですからねぇ・・・ さらに、血の色が青って・・・バケモンっすね^^;
見つかっているのが一種ってゆうことはですよ・・・ 探せばいるのかもしれんのですねぇ? 見つけてみたいですよね(*´ω`*)
その防御手段もすごいですよね(。´・ω・) とげとげボールになっちゃったり、光ったり・・・ 光る軟体動物なんて、聞いた事ないですもん。
やしる太サンの言うとおり、動物ってゆうのは調べれば調べるほどいろんなことが分かりますね(´∀`)
このような子供の質問にやさしく、分かりやすく、教えてくれるのは先生じゃ無理ですよ(*´ω`*)
これからも頑張ってくださいぃ! あと、自分もネコ飼ってるんで、ネコに関することもいっぱい知っててそんなトコでも尊敬しています(´∀`)! |
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No.10 |
はじめましてぅ |
返信 |
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[ 2009/02/02(Mon) 19:53:29 ]
garakutanaito
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やしる太さん、コンニチワ!初カキコです。 質問ですけど、世界一の長生き動物ってなんなんですか〜? (;゜Д゜) でわ、お返事ヨロ(・∀・) |
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No.11 |
Re: はじめましてぅ |
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[ 2009/02/05(Thu) 01:04:26 ]
やしる太
[ Home ] |
garakutanaitoさん、はじめまして♪ 動物辞苑・苑長のやしる太です(*´ω`*)w
早速ですが、ご質問の回答にいっちゃいましょう↑↑ “世界一の長生き動物”との事ですが、調べてみたところなんとギネスブックに“世界最高齢の動物”として掲載されている動物がいたんです!! そんな長生きの動物は……
ガ ラ パ ゴ ス ゾ ウ ガ メ
イギリスの生物学者、チャールズ・ダーウィンが1835年にガラパゴス諸島から持ち帰ったとされるガラパゴスゾウガメ、ハリエットくん(ちゃん?)が 175歳 で最年長なんだそうです。残念ながらこの記録保持カメくんはもう亡くなってしまったそうですが、今のところこの記録に打ち勝った動物はいないんだとか…!!「鶴は千年、亀は万年」と言われるように日本でも長寿の象徴ともいえる動物!やはり世界でも長寿NO.1だったんですね♪
ちなみに…今回はやしる太的“動物”の解釈で長寿候補からはずしたのですがものすごぉ〜く長生き(?)をする不思議な生物たちがいます。
まずは、大西洋のアイスランド沖海底から引き揚げられた二枚貝。この貝はなんと推定400年以上も生きていたんだそうです。事実上、確認されている中で世界最年長の生物なのでしょうが“動物”ということでリストからはずさせてもらいました。残念ッ!!(´ε`;)
それから、寿命という概念のない…つまり不老不死(?)とされている生き物も実は地球上にはいたりするんです!! それがプランクトンやバクテリアなどいわゆるミクロの世界の生物。これらは、繁殖の方法が特殊なのでいつ世代交代をしたかが分かりにくく、現段階では“不老不死”の生き物とされているんです!!凄いですよねぇ〜。
そして、最後はベニクラゲ。普通のクラゲはとても短い命なのですが、このクラゲは特別!なんと若返りを行う事ができる生き物なんです。つまり…大人⇒子供⇒赤ちゃん⇒子供⇒赤ちゃん という過程を繰り返し生きているんだそうです。うぅん。これは…死なない…ってこと??ヽ(´Д`ヽ*) これはもういろんな意味で一等をあげたいくらいのびっくり生物ですが、今回は“動物”なので…w
とまぁ…。つい余談もたっぷりで長くなっちゃいましたが(笑)疑問は解決しましたでしょうか? |
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No.12 |
Re: アリガトウゴザイマス! |
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[ 2009/02/05(Thu) 18:30:30 ]
garakutanaito
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やしる太さん、ホントにアリガトウゴザイマス☆ミ ガラパゴスゾウガメですか・・・調べてみます! ・ ・ ・ けっこうでか(;゜Д゜)!! びびりました・・・体重300?って・・・ しかも、ベニクラゲって不老不死だって(;゜Д゜)!? こわ・・・。 今回わ動物ということでカメさんがえらばれましたねぇ。 やしる太さん、ホントにありがとうございました! 僕は中学生なんですけど、将来動物関係の仕事に就きたいので、やしる太さんのこと、尊敬してます!! 実は、ガラパゴスって事、知ってたんですよ・・・ すいません。 だけど、ベニクラゲは聞いたことあるんですが、不老不死だとはしりませんでした! 長い文ですいません へ(_ _)へ これからも、頑張ってください!! |
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No.13 |
Re: はじめましてぅ |
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[ 2009/02/06(Fri) 02:56:40 ]
やしる太
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どういたしまして♪ゾウガメを知っていらっしゃったという事で「答え+α」の回答ができたかなぁ?と内心ドキドキしているやしる太です(笑)当サイトでは「1+1=2・・ではなく1+1=2又は田んぼの田」という訳の分からない裏モットーを掲げて、「+α」を大事にしていたりするので答えの分かっている質問でも大歓迎なのですよ〜(*´ω`*)♪
ここで、少し訂正を…ベニクラゲのくだりで「大人⇒子供⇒赤ちゃん⇒子供⇒赤ちゃん」と表記していましたが、正しくは「大人⇒子供⇒赤ちゃん⇒子供⇒大人」となります。大事な箇所を間違えちゃいましてすみませんでした(´ε`;)
garakutanaitoさんは動物関係のお仕事を目指している方だったのですね!尊敬だなんて、もったいないお言葉ですw 将来動物に携わる職業について、今度はやしる太にイロイロ動物の知られざる秘密を教えてくださいね♪その日がくるのを楽しみにまっています↑↑
今回の質問、とても楽しく調査させて頂きましたw 意外と奥が深かったこの質問・・・もしかしたら後日新事実をひっさげて情報公開させて頂くかもしれませんw こちらこそ興味深い質問をありがとうございました!また何かありましたらお気軽に質問してくださいねw |
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